去る平成20年7月23日(水)中央区銀座松屋ビルにてマジック講習会が開催されました。
今回お招きした先生は、東京都江東区で手品教室『魔法使いの発想術』の主宰をされ、また板ガラス組合の会員でもある中里正紀先生です。 先生曰く、『手軽に出来て異性にモテる?マジック』とのキャッチコピーで、終始和気藹々とした雰囲気の中ではありましたが、いざ先生のレクチャーが始まると、キャッチコピーの効果でしょうか?皆真剣な表情で聞き入っていました。
中里正紀先生 |
講習会の様子 |
今回のネタはマジックショップで売っているグッズ等は使わずに、日用品で出来るのがポイントで、5種類のマジックを用意していただきました。 ?マッチ棒2本と両手を使った指先トリックのマジック ?割り箸を割って机の上に十字に重ねて置き、ハンドパワー?で動くように見えるマジック ?割り箸の片面に絵や文字を書き、手の動きで両面に書かれている様に見えるマジック ?2つ折りしたお札を割り箸に被せ、お札が破けた!と見せかけた後、おまじないをすると、はい!元通りとなるマジック ?一箇所切って紐状になった輪ゴムを五円玉の穴に通し、両側に引っ張り、あたかも五円玉が輪ゴムを伝って上っていく様に見えるマジック
5種類のマジックを一通りご説明いただいたところで、早速グループ内でのプチ披露会を行います。 グループメンバーをお客さんに見立てて5つのネタの中から自分の好きなネタを一つづつ実演して今日覚えたマジックの成果を試す時間です。 さあ緊張の一瞬。あちこちで上がる「おお!」「上手い!」の歓声に混じり、中にはダメ出しの声も。 講習会終了後は居酒屋「土風炉」にて懇親会を開き、中里先生とマジック談議に花を咲かせました。
最後に、マジックを披露する上での鉄則とは? ●先生からの金言● ? これから起こる現象を先に説明しない。(お客さんに「これから何が起こるのだろう」という期待感を持続させる為) ? 同じマジックを二度以上しない(2回目以降はお客さんに与えるインパクトが減少する上にトリックがばれやすい状況をわざわざ作ることになる) ? 安易にタネあかしはしない(世界中のマジシャンは数限りあるタネを共有して生計を立てています。マジシャン同士の暗黙のルール)
講習会の様子 |
実演 |
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